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第二次世界大戦における日本軍の行いについては諸説あり、真実が全て正確に今日に伝わっているとは思えないけれど、紛れもなく戦争はあって、63年前の8月、広島と長崎に原子爆弾が投下され、日本が無条件降伏をした。というのは事実だ。

昨日、63年目の真実という戦争をテーマにした番組を見ながら、広島や長崎に行った時の事を思い出していた。戦争が終わったのはもう半世紀以上昔のこと。その頃の記憶が残っている人も随分少なくなっているだろう。だけど、写真や映像や書物で戦争は一部が残されている。原爆ドームや原爆資料館に行って見たものは正に地獄だった。そして、このような地獄を作ったのは人間なのだと、その事が一番恐ろしく感じた。

戦争は2発の原子爆弾で終わりを告げた。8月の一番暑い頃、晴れた空を見ながらこの上空で爆弾は炸裂したのだと想像する。だけど、その時の地上がどんな様子だったかを想像することは出来ない。人を人の形で死ぬことすら許さなかった爆弾が落ちた後の光景なんて。

番組中、原子爆弾を投下した元米軍の兵士が言った。原子爆弾が投下されたからこそ、長引くはずの戦争が終わったのだ。我々は多くの命を救ったのだと。私は怒りが込み上げて来た。と同時に涙が出た。悲しいのか悔しいのかわからなかった。この人は軍の命令を受けて、それに従っただけ。自分の家族を守るためには仕方がなかったのかも知れない。

じゃあ、悪いのはアメリカ軍か?そうじゃない。 じゃあ、誰だ?
でも、その疑問に答えはきっとない。戦争に正義も悪もない。悲しみしか生まれない。それが戦争なんだってみんなわかってる。それを忘れないために日本国憲法の第九条があるんだと思う。

1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

たとえ何があっても、日本国は永久にこの法律を改正することなく戦争が生む悲しみを世界に訴え続ける国であることを私は願います。 過去の過ちを繰り返さない為に、年に一度は戦争について考えられたらいいなと思う。


もうすぐ、63回目の終戦記念日です。
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